脳の特性
横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
今日、明日は研修の為、早起きです。
脳の左右差について書きます。
脳は言う前もなく全身の司令塔であり、脳を活用した勉強法など書店で沢山見かけるようになりましたが、それだけ関心ある分野だと思います。運動においても例外ではなく、痛みや運動パフォーマンス、日常生活の質を向上させる上でも脳神経なしの運動プログラムは逆に少なくなってきているのでは?と個人的に感じております。運動そものが脳トレであり、脳ベースで日進月歩ですが、様々な運動種目が開発されているのがトレーニング業界の流れです。
脳の構造には「右脳と左脳」と言うくらいですから、左右差が当然存在しています。脳の左右差のことを専門用語では「ヤコブレビアン・トルク」という名称がつけられており、Paul Lvan Yakovlae(1894-1983)が発見した理論であり、脳の特性として「右脳が左脳に比べて前側にある」「右の外側溝は左と比較して長く直線的である」ということがわかっております。
具体的な機能の差として、利き手や言語、複雑な運動の活動が違います。例えば、運動ですと脚のトレーニングで左右差があったり、バーベルを持っていても左右の腕も感覚が違っていたりします。これの問題に対して「ストレッチ」とか「筋力強化」で解決できないのは、脳の左右差の偏りがが元々あり、生活スタイルによって、その左右差が更に大きくなっていると、考えられます。
利き手に関しても世の中に右利きが多い理由として、半休は対側の半身を支配しており、左半球(左側の脳)が言語優位、運動性言語機能に関わるブローカ野が存在していて、言語理解に関わる左側のウェルニッケ野が右側よりも大きく、総体的に左半球の方が分析情報処理が優れている為である、と言われております。
参考になれば幸いです。