MovNat

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日も恵まれた1日に感謝です。

昨日お伝えしたNatural Human Movementについてより詳しくお伝えしたいと思います。先日のセミナーで知って以来、動画を観たり、ワークショップなどを調べていますが、残念ながら、まだ国内では本格的にこれを勉強できる環境がないようなので、トレーナー仲間とともに情報共有しながら学んでいきたいと思います。

あとは動画で動きを練習するのみです。

通称MovNatと言いますが、MovNatが目指しているゴールは2つあります。

第1のゴールが自然に遂行している動作をテクニカルかつマインドフルな練習を通じて、「スキル」に変化していく。

ここで「スキル」について一つ例を出してより理解を深めていただきたいと思います。

皆さんは普通の道路を歩くことはできると思います。これが歩くという能力を持っているということです。しかし、階段の手すりの上を歩くということになるとどうでしょう?これを歩けると答える人は少ないと思います。一方、手すりを歩けるという人が歩くという「スキル」を持っているということになります。

続きまして、第2のゴールは、本来持っている「ナチュラルヒューマンムーブメントスキル」のフルキャパシティに可能な限り、近づけることです。つまり全体的な身体能力の要素の底上げを目指していくということです。

MovNat Movementが提唱しているスキルの要素は以下の通りです。

Locomotive:運動  

  • Walking(歩行)
  • Running(走行)
  • Balancing(バランス)
  • Jumping(跳ぶ)
  • Crawling(這う)
  • Climbing(登る)
  • Swimming(泳ぐ)

Manipulative:操作

  • Lifting(挙上する)
  • Carrying(運ぶ)
  • Throwing(投げる)
  • Catching(掴む)

Combative:闘争

  • Striking(打撃)
  • Grappling(組む)

これらがはるか昔の人類に必要とされていたスキルと言われているので、ご興味があれば挑戦しみてみてはいかがでしょうか。少しずつパーソナルトレーニングでも健康増進のためにプログラムを提供していきます。

本日は以上となります。

貴重なお時間を誠にありがとうございます。

僕が尊敬している世界の動作に着目したトレーニング分野で超影響力があるGray CookもMovNatniに相当注目しているので間違いなく、今後日本もこの流れになると思います。

335a_LCS Gray and Erwan pointing

IMG_9113