身体の循環

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

私たちの身体は1分間で血液が一巡しています。血液を循環させる為にはエネルギーが必要となりますので、そのエネルギーとは心臓の収縮させる力のことであり、一般的には血圧のことを示します。心室が収縮する時の血圧を「最大血圧」、心室拡張する時の血圧を「最小血圧」と呼びますが、基準値に満たしていない、あるいは超えていると服薬指導が医療機関で入ります。左心室の収縮で血液は大動脈に送られ、そこから末梢臓器へと送り込まれます。動脈は弾力性を持っているという特徴がありますので、収縮をすると伸びて、拡張すると縮みます。

特に緊張していない安静時には成人の血液量約5ℓは1分間で全身を一巡しており、脳には約750㎖、肝臓には約1500㎖、腎臓には約1200㎖の血液量が送られていることになります。筋肉に対しては安静時は100gの筋肉量に対して、1分間2〜4㎖と非常に少ない量の血液量が流れていますが、運動の時は30倍も増えますので、運動の必要性はここでもお分りいただけるかと思います。

循環器系といっても非常に幅広く存在していて「心臓」「動脈」「静脈」「毛細血管」「リンパ管」と多種に渡ります。心臓の左心室から送り出された血液は大動脈に入り、末梢臓器、毛細血管、静脈に行き、上下の大静脈、右心房に帰ってくるという経路になっています。ここまでの循環を「体循環」と呼びます。更に「肺循環」というのも存在しています。血液は右心室に戻ってきた後、そこで安住している訳でなく、次の仕事が待っています。右心室から肺動脈、肺、肺静脈という経路を経て、左心室に戻ってきます。

このようにいつでも身体が活動できるように循環器系は活躍しているわけですが、循環器系の役割としては「血液の経路をスムーズにさせる為にCO2やO2化させている」「糖質、アミノ酸の栄養素や水分を門脈に通して、末梢に送り、末梢から肝臓などに代謝産物を運ぶ」「腎臓で尿の生成」「アドレナリン、インスリンなどのホルモンを臓器まで運ぶ」「体温の維持」「白血球の運搬」「免疫グロブリンの運搬」などがあります。このように身体は食生活や日常生活に過ごし方によっても様々な変化をもたらします。今日も健康的な一日を過ごして、暴飲暴食うをなくし身体を大切にしていきましょう。

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