神経系3

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

ヒトの脳の進化過程において、恐竜が絶滅するまでは、爬虫類から進化を遂げた初期の哺乳類は夜行性だったそうです。昼間は恐竜が地上を支配していた為、哺乳類の活動時間は夜に限られており、現代みたいに街灯がない時代で「視覚」に頼ることが出来なかった為、「聴覚」と「嗅覚」の感覚器がそこで発達したと言われています。その為、哺乳類は情報を取得したら感覚統合をしなくてならず、この感覚統合のお陰で連合野が発達を遂げて、それに伴い脳も大きくなり、ヒトとしての知性が得られられたのも前頭連合野の発達によるものです。

ヒトは脊椎動物という分類分けになりますが、脊椎動物の進化と共に中枢神経系も発達を遂げてきました。脊椎動物には魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、ヒトが代表的なものとなります。これらの動物類には「脳」と「神経」が体内の構造として存在しています。この中でも「魚類」「両生類」「爬虫類」「鳥類」の脳の構造はシンプルであり「終脳、間脳、中脳、後脳、髄脳」で構成されています。哺乳類は終脳の中に含まれている「嗅脳」の能力が後退した代わりに海馬が発達しました。哺乳類から脳が著しく発達した「霊長類」に関しては、前頭葉が発達して、動物が高等化されていくほど、中枢神経系の発達も進化してきたという歴史があります。

ヒトを知る為には、恐竜がいた頃まで遡ることが出来るなんて、人生はロマンがありますよね!せっかくこの地球で人として生まれてきておりますので、めいいっぱい人生を楽しんでいきましょう。

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