ダイエットとホルモン
横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
ダイエットにおいてホルモンを理解しておくことは、体調管理をしやすくなりますのでお勧めです。例えば筋トレやスポーツにおいて交感神経が刺激されることによって、副腎髄質から「アドレナリン」が分泌されることで、心臓の心拍出量の増加、肝臓、筋肉からグルコースが放出されたり、ノルアドレナリンが分泌されることによって、血管が収縮されることによって、代謝や消費が促されることによって、脂肪燃焼の効果に繋がります。
全身に備わっているホルモンは上記以外にも沢山存在していて、生命活動をしていく上でどれも欠かすことの出来ないものとなります。ホルモンは身体の様々な場所から分泌されていて、脳の「視床下部」「松果体」「下垂体」「副甲状腺」「甲状腺」「副腎」「膵ランゲルハンス島」「卵巣」「精巣」などから分泌され、これを「内分泌腺」と呼びます。ホルモンが分泌されるためには血流も豊富なところを沢山通り、途中で各臓器で合成されたりして、各ホルモンの標的となる臓器にホルモンが入り込んで、様々な作用をもたらしてくれます。また、ホルモンいは3種類存在していて、①生理活性アミン②ペプチドホルモン③ステロイドホルモンに大別することができて、それぞれの化学構造が異なるのが特徴です。
ホルモン分泌の司令塔的存在である「視床下部」は間脳の最も下に存在しています。重りは4gと非常に小さいのですが、生命維持をする為に沢山の神経核で作られています。「摂食」「飲水」「体温調整」「血統調整」など、自律神経系における最高中枢でもあります。更に視床下部の神経細胞はホルモンを作る細胞でもありますので、ここで作られたホルモンは下垂体に送られ、各ホルモンの輸送経路に流れていきます。
身体は筋肉や関節だけでなく、様々な機能が備わっているので、健康づくりやダイエットもある程度の戦略を用いて対策を練ることがお勧めです。参考になれば幸いです。