ダイエットと腰痛
横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
明日は台風が心配な方も多いと思いますが、私も大切に育ているバジルをスタジオの中に避難させておきました。よく気圧の影響で「頭痛」「腰痛」など身体の調子を気にされる方も少なくないですですよね。こんな時も環境に負けない身体作りの為に、日常生活での運動はお勧めです。特に「骨」の健康に関しては運動は必須であり、運動に加えて的確な栄養補給とホルモン分泌をさせる為に、運動と休養のバランスを考慮した日常生活の過ごし方もポイントとなります。
当スタジオでも体組成計の結果で「骨量」の項目を気にする方が多くいらっしゃいます。この「骨量」や骨を形成していく上で、重力を利用したりして骨に対する刺激はとても大切であり、年間を通してプールで運動をしている方に関しては重力抵抗に対する負荷が弱いので、プールの生活や運動が多い方に関しては「骨形成」の観点で言うと、運動のバリエーションを増やしたり工夫をする必要があります。骨形成に対する負荷が弱くなると、骨基質の石灰成分が溶出する現象がおき、骨量が減少していきやすくなります。女性は特に閉経後に血中エストロゲンの低下によって骨粗鬆症のリスクも高まりますので、歩行に加えた運動もクライアントの皆さんにはお勧めしております。エストロゲンが欠乏することによって、破骨細胞の数をを増加させるサイトカインを増加させてしまいまので、結果的に骨量が減少してく症状になりやすくなりますので、年齢を重ねれば重ねるほど、プールで「免荷」ではなく、地上での「重力下での運動」を行う方が「寝たきり予防」にはなるかもしれません。骨形成には他に「副甲状腺ホルモン」「活性化ビタミンD3」「カルシトニン」の3つのホルモン調節が大切になってきます。ダイエット挑戦される方で腰痛が慢性的な方は運動はもちろん、質的な栄養不足にならない、3つのホルモン分泌を意識して骨を丈夫にしていくことがお勧めです。
本日は以上です。
健康づくりのお役に立てれば幸いです。