呼吸が乱れる原因とは
こんばんは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
環境によって、気持ちに健康状態よっても呼吸の仕方、呼吸の量、呼吸の回数に変化が起きます。これは人が恒常性機能というものを元々備わっており、内外の環境の変化に適応できるように身体はできるいるからです。呼吸の仕方に変化をもたらすことで体内の血中pHのバランスを維持していく為にも酸素と二酸化炭素の交換を適切に行う必要があります。身体が危機的な状況を作り出す血中pHが7.4以上になる時は、血中内での酸素の量が多くなっていて、二酸化炭素の量が少なっている時となります。つまり、呼吸回数が増加して息を沢山吸うけど、息を吐くことが少なっている状態です。普段、健康だと自覚している人でも意外とこのような状態になっていることが多いと個人的に感じております。
実際に当スタジオをご利用されている皆さまが最初のセッションにいらっしゃる時に、呼吸量が過剰、あるいは呼吸パターンの乱れが生じている時の主な原因となっているものとして「食事の栄養バランスの乱れ」「横隔膜という呼吸の主役の働き低下」「仕事やプライベートによる精神的ストレスの増加」があげられます。一番多いのがやはり「食生活の乱れ」かもしれません。栄養の偏り、過食によってpHバランスに偏りが出る為、これに伴い呼吸量がどうしても増えてしまいます。食事の度にこれを繰り返すことで、食事をしていない時でも呼吸回数が増える習慣が身についてしまいますので、これを根本的な改善には「過食をやめる」「乱れた食生活を正していく」必要があります。呼吸の主役である「横隔膜」に関しましては、構造的に薄く、ここの働きを弱めても他の筋肉の代償によって呼吸動作は出来てしまいますので、意外と弱化している人は多くいらっしゃいます。「ストレス」に関しては様々な書籍が出ているくらい、人間にとって、どのように上手く付き合っていくかが最大のテーマとなります。このストレスの原因となっているものに対しての対処法、ストレス解消法を呼吸はもちろん、他に見つけていく必要があるかと思います。この他に、呼吸量、回数、呼吸パターンの乱れの要因として考えられるものもありますが、ここでは割愛します。健康作りの参考になれば幸いです。