猫背を脳神経で改善する
こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は久々に休みをいただき、自宅で事務仕事をしたり、ゆったりと一日を過ごさせて頂きました。
身体における様々なお悩みの中で「姿勢」というものがあり、姿勢がわるいという理由で「腹筋・背筋を鍛える」「ストレッチをする」「壁に背をあてて背中をピンとさせる」、などの方法を実践されている方も多いかと思います。
これらの方法で改善できれば良いのですが、改善できない場合、どのようにしたら良いか?という方法論はあまり世に出ていません。
個人的には「腹筋・背筋の強化」で姿勢改善に至るケースはごく稀だと感じています。
ということで、どのような考え方で猫背を改善して、良い姿勢を作ったら良いかを見ていきましょう。
こちらも前回同様、「脳幹」に着目をしてアプローチをしていきます。
この「脳幹」の中でも「橋」を神経核に持つ神経が「三叉神経」「外転神経」「顔面神経」「内耳神経」となります。
それぞれの神経を活性化させることで、「橋」が活性化されて、身体を伸ばす作用がうまれますので、こちらも活用する価値はあります。
「三叉神経」は「咀嚼」「口や歯の知覚」の運動が必要なので、「食事の時によく噛む」「歯をカチカチとかむ」「顔面をさする」、強烈なところですと「アンモニアを嗅ぐ」というものがあります。このアンモニアを嗅ぐ行為は顔面や口腔の侵害刺激を与えることになりますので、かなり刺激が強いものとなりますので、あまり一般的でないかもしれません。
続いて「外転神経」を刺激するためには、眼球を外側にに向けて水平に動かしていきます。こちらは割と簡単ですので、場所を選ばず行うことが可能となります。
「顔面神経」は「笑う、目を閉じる、しかめっ面をする、口を開く」「唾液を分泌させるために飴をなめる」「涙の分泌を促すために感動して涙を流す」「外耳道の触覚を刺激するために、骨伝達の音をきく」などができます。
「内耳神経」に関しては、「聴覚を刺激するために音を聞く」「前庭脊髄路、前庭反射を刺激するために片足のバランス訓練、視覚訓練」を活用することが必要となります。
どれも日常生活で、簡単に取り入れることができるものですので、猫背や姿勢改善をしたい方は活用されてみてください。
本日は以上です。