ピラティスと呼吸②
横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。
このブログをご覧いただきありがとうございます。
ピラティスのエクササイズがただ単なる、外見的に「美しい」とか「かっこいい」「流行に乗っている」というものではなく、身体の健康に対して、どのように影響があるのか、を理解することでエクササイズの効果や意味合いが変わってきます。
今回はピラティスで大切な要素として、昨日同様「呼吸」について一緒に学んでいきましょう。
この呼吸について「〜呼吸法」というものが大切というものではなく、ピラティスで大切なのは「呼吸量が適切かどうか」「息を吐いた時に肋骨が下がり(内旋)、腹筋を使う感覚があるか」「息を吸った時に、胸と背中、お腹がきちんと膨らんでいるかどうか」
という要点をトレーナーが見ていくのですが、エクササイズ中の呼吸の要素を上記のような指標を使って、呼吸の機能がどのように変化をしているのかを見ていくことが大切であり、実際に呼吸や運動を実践している方が「お腹を膨らませて息を吸う」「息を吐いた時にお腹を意識をする」などは必要ないです。
呼吸は人間の原的な動作であり、言い方を変えますと、良いもわるくも自然と出てくる呼吸がその人本来の呼吸の仕方でありますので、気がついたら呼吸の仕方に変化が出ている、という結果を導き出すのが僕のような運動指導者の役目でもあります。
例えば、学生の頃に運動を行なっていて、10年以上ぶりに運動をしたとします。
このとき、なかなか上がった息を落ち着かせることができなくなり、酸欠状態になることが多いのですが、これは酸素を一生懸命吸おうとして、酸素を沢山体内に取り込もうとして、血中の二酸化炭素量が減り、逆に酸素が細胞に運べなくなってしまいます。
息を吸えば良い、というイメージは多くなりますが、実は呼吸を過剰に行うことで、脳や筋肉へは酸素の供給量が減りますので、日常から「口呼吸」による過呼吸は、マスク生活上では特に気をつけていきたいところでもあります。
ピラティスエクササイズでは体勢や運動中のポジションによって、その方が苦手としている動作と呼吸を考慮して、エクササイズを中心に改善のサポートを行なっております。
健康づくりの参考になれば幸いです。