腰痛と脳の活性化

横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。

このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

腰痛や肩こりに関して、いくらストレッチや筋トレをしても根本的な原因である「脳の緊張」が抑制できなかれば、どんなに時間を費やしても、生涯に渡り改善されないというお話です。

「腰が反る」「ガニ股で歩く」なども同じで、腰が反るから腰回りのストレッチを行ってから腹筋を鍛えて姿勢改善をする、ガニ股に関しても内腿の筋肉を鍛えて、ガニ股を改善させるという方法は「アウトプットに対してアウトプットで改善する」ことになりますので、全く改善されません。

ですが、多くのフィットネスクラブではこのような考え方が未だに当たり前のように、行われており、全く進化していないのが現状です。

「アウトプットに関してアウトプットで改善する」

ということに関してもう少し詳しく述べていきます。

人の脳には二つの脳が存在します。

一つは原始的な脳、二つ目は進化した脳です。

この二つの脳がうまく絡み合うことで、文明の発達や人間同士の円滑なコミュニケーションというのが出来るようになります。

腰痛や肩こり、腰を反らす、ガニ股になるなどの症状は、進化した脳である大脳皮質が原始的な脳である脳幹、上丘、下丘、大脳辺縁系をうまくコントロールできなくなることが原因となります。

もともと、原始的な脳は生き延びる為に必要な機能が備わっており、敵から逃げたり、危険を察知する能力が備わっており、原始的な脳が優先的に働いてしまうと「姿勢を変化させる」「全身の緊張を作り出す」「痛みを発する」「地面と自分の身体の関係性を安定させる為に、足幅を広げる」などが表出されてきます。

元々の原因は本能的な原始的な脳を進化した脳がうまく抑制できないことによって、様々な症状を引き出してるわけですので、「どうして進化脳はうまく働かないのか?」という答えを探していく必要があります。

それは脳の材料や燃料となる「栄養」「呼吸」の不足、あるいは生活習慣そのものが脳に対する刺激が少なく、進化脳である大脳皮質の不活性に繋がっているのかもしれません。

要するにだらけた生活をして、痛みに関してマッサージや治療をしても効果は出づらい、ということです。

そういった意味で脳が懸命に考えて行う、刺激がある活動は常に意識しておくことが、身体の痛みも改善させる可能性が大きいということになります。

本日は以上となります。