鉄の吸収と胃酸の分泌
横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に10代から90代の皆さんをサポートさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。
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鉄はどのように消化・吸収されていくか見ていきましょう。
鉄の中でもヘム鉄と非ヘム鉄に分ける事ができますので、それぞれの鉄の消化・吸収についてみていきましょう。
ヘム鉄が含まれている食品やサプリに口にしたら胃に行きます。
胃では固形だった鉄が水状になるようにイオン化されます。
その過程から、今度は十二指腸に入ります。
十二指腸では、HCP1=ヘムキャリプロテインを通ります。
HCP1を通ったら、腸の中にある鉄結合性タンパク質の一種であるフェリチンとして貯蔵されます。
身体の中で鉄に不足がある時に、血液中に鉄を排出するフェロポーチンというタンパク質を通ります。
フェロポーチンを通ったら、血液中にあるトランスフェリンという輸送タンパク質に乗っかり、全身に鉄が運ばれます。
余ったものはフェリチンとして、肝臓内に貯蔵されます。
一方で、非ヘム鉄がイオン化された後に「DcytB」の酵素の働きを受けます。
この働きを受けることで、胃のなかでヘム鉄に変換されます。
ヘム鉄に変換されたら、十二指腸で「DMT1」を通って、フェリチンとして貯蔵されます。
フェリチンまで貯蔵されたら、残りの経路はヘム鉄と同様になります。
ヘム鉄にしろ非ヘム鉄にしろ、大切なのは胃酸の分泌を促すということになります。
この時期、特に冷たいものをガンガン飲んだり、エアコンによく浴びますので、今一度、胃の調子を確認してみるのも必要かもしれません。
本日は以上です。
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