鉄と赤身肉と腸内環境
横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に10代から90代の皆さんをサポートさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。
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鉄が多く含まれる赤身の肉に対して、心疾患や動脈硬化予防の為に避ける方も多いかと思います。
実は、赤身の肉そのものが動脈硬化のリスクを高めているのではありません。
それよりも、腸内環境によってリスクのあるなしが左右されていきます。
要は日常の食生活において、食物繊維が含まれている野菜類を食べずに、肉食だけになっている方は要注意という事です。
腸内細菌叢には「バクテロイデス属」と「プレボテラ属」が存在します。
肉食の人には前者のバクテロイデス属が多く、
草食の人には後者のプレボテラ属が多くなります。
赤身の肉に多く含まれるコリンというビタミンに似ている物質がバクテロイデスにより
トリメチルアミン-N-オキシドに代謝されることで
炎症物質を体内で発生させて
アテローム性動脈硬化のリスクが高まります。
これを予防する為には、鉄が多く含まれている赤身の肉を食べないのではなく
食物繊維を意識して、腸内環境を良くしていく事がお勧めです。
本日は以上となります。
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