骨盤を鍛える前に
中高年女性の悩みの一つとして「頻尿」「尿もれ」というものがあります。
これに対しての対策として「骨盤底筋エクササイズ」などが実施されている場合もありますが、それ以外の要素も必要だというお話です。
そもそもこの「骨盤底筋」という筋肉の働きを阻害する要因が存在している、という事を知る必要があります。
その要因とは
「呼吸」「姿勢」「股関節」の3つです。
「呼吸」とは具体的に「呼吸のパターン」「胸郭(肋骨)の動き」「横隔膜(おうかくまく)という筋肉の動き」「腹筋の働き方」の事を示しています。
「姿勢」については「骨盤の傾き」「骨盤のどのポジションで最も骨盤底筋が働くのか」を判断します。
「股関節」については「股関節に関与する筋肉の働きのそれぞれの強弱」を判断してします。
これらを包括的に見ていくことで、あなたが鍛えようとする、あるいは鍛えるべき「骨盤底筋群」の働きを阻害する要因がないか、事前に把握することがお勧めです。
そうでないと、せっかく貴重な時間を使って運動をしても無駄になってしまう可能性があるからです。
参考になれば幸いです。