感覚よりも理論を大切に
こんにちは。横浜筋トレスタジオの宮原です。
個人的に4月は健康診断月間にしようとしており、身体の様々な検査をしたりメンテナンスをしております。
業種問わず、心身の健康あっての人生であるのは誰もが共通しているテーマだと思います。
年々、地球温暖化の影響もあり、四季のバイオリズムというものに変化があり、それに伴って体調の変化をうったえる人も少なくありません。
人間関係もそれに該当するかもしれませんが、周囲の環境にいかに左右されないで生きていける人が心身の健康状態を良くしていけるかと思います。
さて、日々の疲労感、肩こり、腰痛、倦怠感のお悩みに対して、いかにセルフでコンディションが出来るかが大切であります。
それぞれの症状にの原因は当たり前ですが、必ず原因が存在しています。
「肩が痛い」「腰が痛い」「頭が痛い」という結果に対して、マッサージなどの対処的な処置は必要ですが、その前後の生活をどのように過ごすかも根本的な改善において非常に重要なことであります。
最近は季節柄なのか、マスク着用の肩が増えておりますが、マスク着用=口呼吸というリスクも考慮すべきであります。
ちなみに口呼吸は何一つ良いことがなくデメリットしか存在しません。
口から細菌侵入や口臭、歯並びの変化などのリスクが考えられます。
以前にも何度か書いたことがありますので、重複してしまいますが、呼吸機能の改善で期待できる効果は主に3つあります。
一つ目は「生化学的変化」です。
自律神経を整えたり、痛みの改善、疲労回復、睡眠の質の向上、血流改善、ホルモンバランスの改善などです。
二つ目は「生体力学的変化」です。
主に、関節可動性の向上、バランス機能の改善、筋出力の改善、咀嚼や嚥下機能の改善であります。
三つ目は精神生理的変化であります。
こちらは、学習能力の向上、収集力の向上、精神的安定、精神的疲労の改善、怒りの抑制などです。
これらは運動療法の効果を高める上での土台となります。
特に「1日一万歩」「運動を沢山すれば健康的になれる」という極端であやまった方法で健康づくりしている人にはお勧めです。
本日は以上となります。