歩く上では大切な「重力」とは

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原です。

早朝からウォーキングをされている高齢者は多くいて、皆さんとても健康的で素晴らしい習慣だと思います。

しかも颯爽と歩いている人が多いという印象であります。

一方でお昼や夕方で見かける高齢者の中で多いのが地面をじっと見ながら、歩くケースをよく見かけます。

ここでは時間帯のことを強調したい訳ではなく、身体内に起こっていることに着目をしていただきたいです。

当たり前ですが、私たちは地球上で生活をしており、立って歩く事ができます。

これが出来る原因は「重力」が存在する事で、私たちは地球の真ん中に引っ張られている事で立っていられます。

前庭覚はまさにこの引っ張られていること、重力を私たちに認知をさせてくれています。

仮に現在立っている地面に大きな穴が開いて、地球の反対側まで落ちてしまうとします。

私たちはものすごい速度で落ちていくことになり、地球の中心に到達する頃には最大速度はマッハ23という想像つかない速度となります。

重力の力はそれだけ強く、歩行においてもこれを上手く利用する事で非常に効率が良い運動となります。

逆の言い方をすると、上手く歩けない人はこの「重力の感知能力の低下」すなわち「前庭覚の機能低下」が起きている状態ですので、これをいかに機能向上させるか、というのが大きなポイントとなります。

健康づくりの参考になれば幸いです。

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