歩行で大切な場所を鍛える
こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
歩く上で絶対的に必要なのは「重力」と「反力」であります。
この2つを上手く利用できなくなると、人は歩くことが困難となります。
困難になる原因は「内耳」や「三半規管」である「前庭覚」の機能低下によるものであります。
地面に対して踵を接地すると、地面から必ず反力が返ってきます。
この反力を推進力に変化をさせて、人は移動することができます。
立っている時も、上から重力が体にかかり、床から反力があることで脳に刺激が加わり立つことが可能となります。
その為、反力を足裏で感じ取ったら脳にどのような動作をしたらよいか、ということを伝えていきます。これを体性感覚と言います。
どのような空間なのか、環境なのか、ということを視覚で瞬時に判断して、周囲の情報を脳に伝えていきます。
重力と反力に関しては先ほどお伝えしたように前庭覚が担っています。
筋肉を単なる「運動器」として鍛えてるだけでなく、「感覚器」「移動器」としても鍛えていくことが歩行改善において非常に大切な観点であります。
健康づくりのお役立てできれば幸いです。