感覚器としての筋とは

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

筋肉はただ単に「強く」「大きく」なれば良いというものではありません。

ボディービルダーの大会に出たいのであれば、話は別ですが、多くの方は「健康のために」筋力をつけたいと思っているはずです。

そうなると、筋肉に対しては「3つの観点」を持つことが大切です。

3つの観点とは「感覚器」「運動器」「移動器」のことです。

「感覚器」とは「筋の伸びる、縮む感覚はあるかどうか」ということを評価していく必要があります。

例えば、モモ裏を伸ばしていて、基準値まで伸びているのに本人は伸びている感覚がない。という場合はモモ裏の筋肉は「感覚器としての機能を持っていない」ということになります。

女性の方で開脚がベターと付き、身体がものすごく柔らかい人は上記のようなケースが少なくありません。

骨盤にフォーカスをしていく場合は「ハムストリングス」「内転筋」「臀筋」「大腿四頭筋」に着目して鍛えていく必要があります。

それぞれの筋肉を一度収縮させたり、様々な刺激で筋肉の伸び感、収縮感をトレーニングしていき、「感覚器として筋肉」を取り戻していくことがお勧めです。

ただ「柔らかくなればよい」という観点でストレッチを行いすぎると、怪我のリスクが向上して日常生活のパフォーマンス低下に繋がりますので、健康づくりの参考になれば幸いです。