歩行改善のための大切なトレーニング
こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
前回は骨盤と大腿骨の動きの種類をお伝えさせていただきました。
再度おさらいとなりますが、A=寛骨臼(Acetabulum)、F=大腿骨(Femur)という意味合いがあり、どちらを「軸」にして動くか?ということでトレーニングの方法も変わっていきます。
寛骨臼が大腿骨に対して動く場合は=AFと呼びます。
逆に、大腿骨が寛骨臼に対して動く場合はFAと呼びます。
AFにしろFAにしろ、「内旋、外旋、内転、外転」の4つの関節の動きとなります。
最終的には立位で歩行に繋げていきたいので、姿勢も「仰臥位」「側臥位」「四つ這い」「座位」「立位」の順番でトレーニングを行っていきます。
ということで、今回は最も基本的な動作となる「仰臥位」についてご紹介いたします。
仰向けになり、椅子の上に踵をおいて、膝と股関節を90度90度にします。
ミニボールを挟まみ、その状態で左膝を骨盤方向に引きつけていくことで、寛骨臼が大腿骨に対して動きますので、この動作は「AF」となります。
この時、左股関節は「内旋」、右股関節は天井方向に向きますので「外旋」となります。
先ずはこの動作をマスターしてから次の段階の「FA」に移行していきましょう。