骨盤の入り口と出口

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

骨盤底筋群を鍛える上でただ単に仰向けでボールを挟みながら、骨盤の上げ下げの運動のみではなかなか効果は出せないと考えた方が現実的であります。

骨盤底筋群を鍛える前提条件として、「感覚の統合」「過剰な緊張を抑える」「骨盤周囲の伸張感・収縮感を取り戻す」「AF/FAのトレーニング」などを行い、骨盤を制御できる状態にいくことが必要です。

骨盤には「インレット」「アウトレット」というものが存在します。

先ず「インレット」というのは人体を上から見た時の「骨盤の入り口」という意味合いを持っております。

この周辺には「腹筋群」「腰方形筋」「大殿筋」「中殿筋」「大腿直筋」などが付着しており、これらの筋肉の状態によって「インレット=骨盤の入り口」の形が変わっていきます。

続いて「アウトレット」とは人体を下方から見た時の「骨盤の出口」という意味合いを持っています。

この周辺には「骨盤底筋群=恥骨尾骨筋、恥骨肛門筋、恥骨内臓筋、恥骨膣筋、腸骨尾骨筋、尾骨筋」「内転筋」「薄筋」「ハムストリングス」「大殿筋」「梨状筋」「内閉鎖筋」などが付着しています。

こちもインレットと同様、アウトレットに付着している筋肉によって歪みなどの影響に及びしています。

先ずは、骨盤周囲にどのような筋肉が付着しているのかイメージをしていただけたら幸いです。