パーソナルトレーナーも様々
今日の早朝も最高の朝日をスタジオから眺めて、最高の1日の始まりとなりました。
さて、来週は中学生に向けて「パーソナルトレーナー」は何をする人?的なお話も交えながらお話をさせていただきます。
意外と世間のイメージは「マッチョな人がとにかく筋トレで追い込む」みたいなことが多いかもしれません。
確かに、ボディービルダーがパーソナルトレーナーになるケースも多く、それ自体はわるい訳ではないのですが、問題なのは何でもかんでも「筋トレで解決する」「筋力向上すれば身体の問題解決はできる」と思ってしまうことであります。
例えば、身体の不調を抱えている女性がいたとします。
この女性はデクワーカーで身体の不調の原因は「視覚の過剰な固定視」「座りっぱなしによる脊柱が常にCカーブを描き、それが習慣化されてしまっている」とします。
その場合のアプローチは「視覚の過剰固定を解除できる眼球運動」あるいは「日常的に出来る眼精疲労のケア方法」「座りっぱなしからの姿勢のリセット方法」などを行う方が、この女性にとってはプラスになります。
しかし、筋肉第一主義のパーソナルトレーナーは「筋トレすれば大丈夫です!」という根拠のない理論で、このようなお悩みの方に対しても強い負荷の筋トレをやらせようとします。
大切のは「筋トレがわるい」のではなく、「筋トレをしても大丈夫な状態なのか」という見極めが出来ることであります。
おそらく、このような経験をされた方は非常に多いかと思います。
身体の構造は筋肉だけでなく「脳神経」「循環器」など様々な機能が備わっております。
ぜひ、包括的な観点で運動を始めてみてください。
本日は以上となります。