ビフィズス菌と慢性炎症
こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。
普段は「ダイエット」「肩こり・腰痛予防」「中高齢者の関節痛予防の為の筋トレ」のサポートをしております。
体調を良くして、健康的に日々過ごすためには、それなりの工夫と心がけが大切となります。
寒さが厳しくなるこの時期に「睡眠不足」「飲酒」「過食」「質的栄養不足」は、体内の慢性炎症を引き起こすリスクも増大しますので、規則正しい生活を戻すことがコンディション調整の秘訣でもあります。
その中でも、慢性炎症を予防していく上で「腸内細菌の中の善玉菌を増やす」を意識していくことが必要となります。
特に「ビフィズス菌」を増加させることで、インターロイキン27を分泌させます。
インターロイキン27を分泌させることで、Treg細胞の分化を誘導することができます。
Treg細胞の分化を誘導することでヘルパーT17の酸性を抑制していきます。
IL-27(インターロイキン27)というサイトカインは、Treg細胞の分化誘導の効果があります。
Treg細胞はインターロイキン10という炎症、自己免疫応答を抑制するサイトカインでもありますので、ヘルパーT17細胞への分化を抑制する効果もあります。
Treg細胞へ分化誘導したのち、ヘルパーT17細胞への分化を抑制してくれます。
つまり、ビフィズス菌が増加することで、Treg細胞とヘルパーT17細胞のバランスを改善することで、腸内環境を良くして、慢性炎症の収束、免疫のコントロールに役立たせることができます。
ちなみに、ビフィズス菌を増加させるのに役立つのが水溶性食物繊維である「イヌリン」となります。