健康と獲得免疫

こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。

人の免疫は「自然免疫」と「獲得免疫」があります。

前者が元々生まれもってあるもので、後者は生きていくうちに獲得できるものとなります。

「自然免疫」の中には「顆粒白血球」「単球」「リンパ球(NK細胞)」という分類わけができます。

侵入した細菌などを自然免疫だけでは、やっつけることが出来なくなったときに自然免疫は獲得免疫にお助けを求めます。これを「抗原提示」と呼びます。

具体的には、自然免疫は血中に入り込んでしまった細菌をやっつけのが苦手ですので、この時に獲得免疫の出番となります。

獲得免疫には学習能力や記憶力が備わっており、一度やっつけたことがある細菌に関しては抗体ができていますので、それを記憶している獲得免疫は早い段階で、細菌を撃ち落としてくれます。

獲得免疫には主に6つの細胞が存在しています。

・B細胞:体内に侵入した異物の危険の有無を判断してくれます。

・形質細胞:B細胞が更にパワーアップしたもので、自然免疫の働きを助けてくれます。

・ヘルパーT細胞:細菌をどのように攻撃で撃ち落とすか、という戦略を立ててくれます。

・キラーT細胞:ヘルパーT細胞がたてた戦略に対して、攻撃の実行を行う役となります。

・制御性T細胞:たくさんある細胞が暴走しないように、免疫異常を起こさない役割をになっています。

・メモリーB細胞:過去に侵入した細菌を記憶する役割であり、それによって病気にかからない身体を作ります。

免疫を理解して、年末年始も健康で元気に過ごしていきましょう!