お勧めのスクワットの呼吸法
こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
腰の痛みに対して「腹筋背筋をマシンで鍛える」以前に、通常の姿勢に問題がないか、という視点を持つことで運動の種目の選択をする際に誤らずに済むかもしれません。
運動で腰の痛みを改善しようとする方の特徴として、「腰の過剰な反り」を維持したまま、様々な運動を行おうとして、更に腰を痛める、というケースも多いので、先ずはこの「腰の過剰な反り」を修正することが大切です。
腰の過剰な反りに対しての改善方法として、最も簡単な方法が「息を長く吐く」ことになりますので、これをうまく活用して呼吸と運動を合わせる方法がどこでもできる方法となります。
今回はご自身の体重を利用したスクワットと呼吸を掛け合わせた方法を2つご紹介いたします。これは難易度が簡単な順番となっております。
一つ目は、しゃがむ時も立ち上がる時も「息を吐き続ける」エクササイズです。この方法の利点として「常にお腹の力を意識することができる」ことが考えられますので、腰の曲げ伸ばしの腹筋運動を行う前に、こちらである程度腰の反りを防いでおくことがお勧めです。
二つ目は、しゃがむ時に「息を吐き」、一番下までしゃがんだら「呼吸を3回繰り返す」、立ち上がる時に「息を吐く」ということを繰り返すエクササイズです。一見簡単そうなイメージがあるエクササイズですが、腰の反りが習慣になっている方にとっては意外と難しく感じるかもしれません。こちらも腹筋の不活性によって、腰を反らすことを防いでくれます。
健康づくりの参考になれば幸いです。