左右非対称が当たり前
こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
本牧のPRIの概念が広まるとより多くの人が幸せになれるのでは?という思いが芽生えております。
凄く難しい内容ですが、私も一生懸命勉強したいと思います。
これが全てだと思わないのですが、取り敢えず良いと思ったことはとことん突き詰めてから次のことを考えて行きます。
ということで、PRIのマイオキネマティック・リストレーションというコースの教科書を基に学んでいきたいと思います。武道や茶道の世界の「守・破・離」は勉強にも適応できるので、先ずは「守」ということで。
さて、PRIを凄くシンプルに言うなら、人体は左右対称性を持たない構造をしているから、動きの癖もそれに準じて癖が出たり、動きの得意、不得意が出るので、苦手な動きを脳に認知させて動きの修正を行います。
話は変わるのですが、筋肉を肥大させるときに行う筋力トレーニングは筋肉を収縮させることが主体ですが、歩行動作などでは筋肉を伸張させて使う場面が多く求められます。
ですので、腰が痛い=揉みましょうでは問題の根本解決はできないということです。
少し専門的な言い方になりますが、「動きの問題の7割はモーターコントロール」という言葉を発信している世界的な有名トレーナーがいます。ということは残りの3割が構造的な問題なので、何か身体の問題が起きた時に最初に介入するべきなのは脳や神経なのではないでしょうか?
もう少しわかりやすく言うと、局所的だけではなく全体像を見ながらも局所的な部分を見落とさないことが大事だと思います。
人体は左右対称ではないというコンセプトも肝臓が右側にある影響で呼吸の主役である横隔膜が働きやすく正しいポジションに収まっていたり、横隔膜の脚が右の方が長い影響で背骨が右側に優位性を持っていたり、左側に心臓が寄っていたり、右脳と左脳の役割の違い、肋骨の開き具合の違い、右肩が下がりやすい、左側の骨盤が前に傾いていたり、右の肋骨の後ろが盛り上がりやすかったり、歩行時も左側へのシフトチェンジがしにくいなどから来ています。
この左右非対称をそのままにしておくと、歩行時に重心移動が左右にうまくスイッチできず、真ん中に重心が残ったままで、3Dの動きも上手く使えなくなるので、これを予防、改善するためにもPostural Restoraition Instituteの概念を上手く取り入れて多くの方に提供していきたいです。
本日は以上となります。
貴重なお時間を誠にありがとうございました。