ふらつきのバランステスト

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原です。

「バランスが良い、そうでない」という明確な指標はわかるようでわからない、という方が多いかもしれません。

なんとなく「私、バランスわるいのよね」という自覚があるものの、そこから具体的な対策を行う事はないと思います、

そもそも私たちがバランスの機能を発揮している時「開眼」と「閉眼」では明らかに難易度に変化が及ぼします。

「開眼」の時は、「視覚」に対する依存が70%、体性感覚は20%、前庭覚は10%です。

一方で「閉眼」になりますと、視覚は当然0%、体性感覚は40%、前庭覚は60%となります。

その為、めまいやふらつきにお悩みのある方は「前庭覚」に問題がないか、閉眼でテストをする事がお勧めであります。

最初にクリアしておきたいテストは「修正ロンベルグ検査」というテストです。

はじめに目を開けて、ロンベルグの姿勢が取れるか見ていきます。万一、開眼で出来ない場合は中枢神経障害を疑う必要もあります。

開眼で出来たら閉眼でこのテストを行います。

テストで20秒できる事が理想的でありますが、出来ない場合は「身体の過緊張によって脊柱の圧迫、関節変位」なども考えられますので、強い負荷の筋トレを行うことは控えるのが無難であります。

最初からバランス機能に問題ない方は、足を閉じて手はリラックスした姿勢で立ち、目を閉じていきます。

この時に、全体的に前後左右動いていないか、確認をしていきます。

例えば、右側に重心移動する傾向があれば、右足を前に出して後ろ足に対して一直線の姿勢に変えていきます。

この姿勢にしても右側に重心が傾く場合は、右側の前庭機能や小脳機能に問題がある可能性がありますので、それに対して何かしらのアプローチをしていく必要があります。

次の段階となるテストは「片足バランステスト」となります。

こちらのテストの特徴は「視覚」「前庭覚」「体性感覚」がバランスよく協調できているかを評価していくものとなります。

ここでも視覚に依存をしない為に閉眼で行う事で、前庭覚や体性感覚機能に対してのより明確な評価ととなります。

より体性感覚に対しての評価・訓練を行う場合は、マットなどの柔らかい地面でテストを行うのがお勧めであります。

少しでも健康づくりにお役立てできる情報であれば幸いです。

「歩行中ふらつき」「姿勢不良」「老後の筋力低下が心配」という方は体験にお越しください。

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