体脂肪減少3つの絶対条件とは

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

脂肪燃焼において理解しておくことで、日常生活でどのような習慣を身に付けたら良いかが理解できます。

先ず、体脂肪を燃焼させる為にはノルアドレナリンやアドレナリンである「カテコールアミン」という副腎髄質から分泌されるホルモンが大切であります。

カテコールアミンレセプターが脂肪細胞のβ3受容体と結合することで、PKA(プロテインキナーゼA)やATGL(脂肪トリグリセリドリパーゼ)、HSL(ホルモン感受性リパーゼ)などが活性化されていきます。

これによって中性脂肪が分解されてきます。

ただし、これだけで体脂肪が減るわけではありません。

中性脂肪はトリグリセリドと呼ばれていて、グリセリンというものに対して、脂肪酸が3つ付着しています。

中性脂肪が分解されることで、3つの脂肪酸が分解されて「遊離脂肪酸」に変換されます。

元々、グリセリンは血糖値をキープする為に糖新生として使用されますので、分解された遊離脂肪酸が「筋肉」などの臓器に対してエネルギーとして活用されることで、初めて体脂肪が減少します。そう考えますと、適度な筋トレなどの運動は体脂肪減少において必要な要素だと言えます。

更に体脂肪を減少させてダイエットを成功させるために「3つの絶対条件」というのが存在します。

それは「糖質の管理をきちんと行い、血糖値を緩やかに低くキープすること」「血糖値を制御している副腎の健康を維持する」「体脂肪を燃やす役割を担っている甲状腺機能を良い状態にしておく」ことであります。

健康づくりの参考になれば幸いです。