糖質=太るは誤り

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

ダイエットにおいて大切なのは「食事をコントロール出来る仕組み」であります。

ここでは詳しく述べませんが、体内の炎症が継続している限り、ダイエットは成功しません。

また、有酸素運動などを沢山行い運動量で痩せようとするのもなかなか厳しいという印象です。

さて、今回はダイエットにおける大切な要素として「筋グリコーゲン」と「肝グリコーゲン」のお話です。

よく勘違いされるのは「糖質=太る(体脂肪増加)」です。

糖質にはきちんとした役割を担っていますので、筋肉と肝臓の中に蓄えた糖はどのようにエネルギーに変換されるのか理解すると、ダイエットへの成功の道は近づいてきます。

普段筋トレやハードな運動をしない方もいるかもしれませんので、今回は「肝グリコーゲン」に着目してみましょう。

肝グリコーゲンは主に「血糖の調整」を行う大切な役割を担っています。

女性の場合、最大約80gの糖を肝臓内に蓄えられるとされています。

そして、肝臓の中に蓄えられた糖は1時間に約5g消費します。

朝7時に80gの糖が食事によって肝臓の中に蓄えられたとします。

そうしますと、6時間後の13時には肝臓の中にあった糖は30g消費されて、残り50gとなります。

パーセンテージで表すと約60%となります。

実は肝グリコーゲン残量が30%~60%くらいからが最も体脂肪が燃焼されやすい時ですので、この時に軽い運動を行う事で脂肪が燃えやすくなります。

これを踏まえてどのくらい糖質を摂取するか計算されるのがおすすめです。