体脂肪増加による身体の負担とは

こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。

今日から4ヶ月間、ピラティスに関する新たな学びが始まりました。夏頃には新たなサービス提供を目標に頑張って学びたいと思います。

さて、これからの季節に向けて、ダイエットに励まされる方も多いかと思いますが、年代別でもその目的やモチベーションも変わってくるかと思いますが、私は中年や熟年層の方たちと仕事をさせていただく事が多いです。

その為、見た目と同時に「生活習慣病予防・改善」の為にパーソナルトレーニングをご利用されている方が多いです。

闇雲に「食べない」「とにかく汗をかく」という手法でダイエット行うより、体の性質や体脂肪の性質に対して理解がある事で、無駄な努力をせずに済んだり、貴重な時間を無駄にせずに済むかもしれません。

体脂肪を過剰に溜め込む事での身体に及ぼすリスクの一つとして、生活習慣病の代表である糖尿病や動脈硬化のリスクが高まります。その理由として、脂肪細胞は「アディポサイトカイン」という名称の物質を発生させます。内臓脂肪が少なく、正常な代謝の状態であれば、動脈硬化の予防や視床下部を介して食欲を抑える、などの働きをします。

しかし、内臓脂肪が過剰に蓄積されていく事で、脂肪細胞が拡大していくことで、アディポサイトカインの分泌異常が起きてしまい、インスリンの分泌増加が長期化することで、膵臓の細胞が疲労を起こして糖尿病に繋がってしまいます。糖尿病になれば当然動脈硬化のリスクも向上していきます。これを「耐糖能異常」と呼びます。

体脂肪は肝グリコーゲン、筋グリコーゲンと共に体内の3つのエネルギー貯蔵庫として、活躍しますが、過剰になるとやはり「肥満」という括りになりますので、体脂肪を必要以上に溜め込まない生活習慣を身につける事が大切となります。

結構な割合で多いのが、ダイエットを始める方のカウセリングでよくお伺いするのが「自分自身あまり食べている、という自覚はない」というものです。

本当に食べていない方もいらっしゃるのですが、これでも痩せない、という場合は体内の炎症を疑い、胃酸分泌や腸内環境を良くしていく所から始める必要があります。しかし、そうでないケースも多々あり、「デパートでの買い物のついでにケーキを買う」など無意識的な行動が多いのが特徴的です。

先ほどお伝えした肝グリコーゲンは肝臓の中にグルコース(ブドウ糖)を最大100g溜め込むことが出来て、全身の血糖値を維持する為に活動をしていて、一日絶食することで、完全枯渇してしまいます。枯渇することで、糖新生が起きて血糖値を維持する為に筋肉を分解する働きが生じます。

2つ目は筋グリコーゲンであり、筋肉質の人の方がここに300~500g糖を溜め込むことが出来ます。この2つのタンクから溢れ出たものが、体脂肪となりますがその分消費できれば体脂肪は除去されますが、摂取エネルギーが消費カロリーを上回ってしまうと、体脂肪増加になる、という単純なメカニズムですので、出来るだけ、どか食いなどをして体内のキャパを広げないようにしていきたいものです。

パーソナルトレーニング60分体験7,500円はホームページよりお申し込みください。