糖質の活用の仕方

横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

ダイエットにおいて「糖質制限」を経験された方は多くいらっしゃると思いますが、身体は痩せたけど、身体とメンタルにも負担がかかるのが現状です。期間限定でスポット的に低糖質であれば有りかもしれませんが、長期的にこの方法に関しては、自らご自身の身体を傷つけることになるので、あまりお勧めできません。もちろん、常にラーメンにライス、常にカツ丼大盛りなどの食生活などで、食べ過ぎることによって体重増加と体脂肪増加は起きますが、そうではなく、普通に人並みの量を食べている分は過剰な体脂肪増加に直結することはありません。

ただし、ダイエット期間中は血糖値がキープできる最低ラインを常に維持しておくことでダイエットも成功しやすくなりますので、毎食の目安として拳一個分あるいは半個分を食べます。糖質は肝グリコーゲンとして血糖値を維持したり、筋グリコーゲンとしても筋肉のエネルギーにとっても必須の栄養素となります。筋肉を作る上でもタンパク質に加えて、糖質を食べることで、タンパク質の代謝を高めてくれますので、身体づくりにとっても必要な栄養素になります。

糖質は消化吸収にも優しいですが、糖質の過剰摂取が起きますと、ビタミン・ミネラルの無駄遣い、尿酸値上昇、血糖値の急激な上昇に繋がったり、精製糖などで作られている「菓子パン」「ジュース」などを日々摂取していることで、消化機能の低下に繋がり、身体の不調や疲労感を引き起こす「慢性炎症」に繋がるので気をつけたいところです。口に入れた糖質は、胃から小腸、門脈を通り肝臓で肝グリコーゲンとして貯蔵されるわけですが、80〜120gくらいと人によっての貯蔵できる量に差があります。そこから溢れ出た糖質は中性脂肪に変換されて体内に残る形となりますので、中性脂肪の値も低ければ低いほど良いのではなく、50〜80をキープすることで、自律神経の状態も安定してきます。

また、糖質が脳にも身体にとっても必要だからといって、なんでもかんでも「糖」という名称に属した食品を食べたら良いというわけではありません。「糖質」には「ブドウ糖」「果糖」「ガラクトース」という3つに分類することができます。それぞれ身体内での代謝経路が異なっており、身体の直接的なエネルギーに関与するのは「ブドウ糖」となりますので、注意が必要です。糖質に加えて、たんぱく質、食物繊維は入っている食事を常日頃からされているか意識することが健康的にダイエットするポイントになりますので、参考にされてみてください。

横浜筋トレスタジオでは、バランスの良い食事方法をLINEでサポートをしています。ご興味ある方はホームページよりお申し込みください。