ダイエットと咀嚼
横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
今日は割と早い時間帯から天気も回復して、台風の影響もなく、朝から通してキャンセルもなく皆さんのトレーニングセッションを行うことができました。夕方の空き時間を利用して、掛かり付けの歯科医院に行き、歯のクリーニングとメンテナンスを行なったおかげで気分爽快でスタジオに戻って来ました。
歯は人体で最も硬い組織であり、咀嚼運動を行う上で非常に大切な部分でありますので、生命活動を続けていく上でまさに「歯は命」であります。若い頃の悪習慣によって、歯も適当に扱っていたので、相当な治療箇所を要していたのですが、現在の歯科医師のお陰様で相当健康体を手に入れることができました。人は生まれてから「切歯」「犬歯」「臼歯」の乳歯が全部で20本生えて、成長と共に新しい歯が生え変わり、全部で32本になってきます。歯は口から入れた食物を噛み砕き、細くすることによって「舌」「唾液腺」「口唇」「頬」「口蓋」と協調運動を行うことで「咀嚼運動」が成立することになります。
「よく噛むことが大切」だと昔からよく言われていると思いますが、ダイエットにおいても満腹中枢をしっかり働かせる為はもちろん、咀嚼を行う「咀嚼筋」を鍛える上でもとても大切な要素となります。咀嚼に関わる筋肉は全部で4つ存在します。「側頭筋」「咬筋」「外側翼突筋」「内側翼突筋」です。側頭筋はかみかみしている時に、耳の上のあたりを触ると動くのわかり、咬筋は噛みしめることで顎の横を触るとわかりますので、ぜひ晩御飯などで触って確認してみてください。
このように身体はどれも繋がっており、何一つ不必要なものはありません。哲学的な観点になりますが、今自分自身が置かれている環境や身の回りのものも視点を変えて見返すと、意味深い存在だったり、人間力の成長には欠かすことの出来ない事柄なのだと捉えることが出来るかもしれません。「森羅万象」という言葉の由来を調べるととても意味が深い、と感じる今日この頃です。
本日は以上です。
健康づくりのお役に立てれば嬉しいです。