糖質とダイエット
こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
ダイエットにおいてよく出てくるキーワードとして「糖質ダイエット」「糖質制限」だと思います。実際に挑戦された方も多く、体重減は起きるものの、健康的にダイエット出来る方とそうでない方がいらっしゃいます。糖質制限を行うことによって体調不良が起きてしまう、という方は元々の身体の状態が「質的栄養不足」「ビタミンの欠乏症」になっている方が多いので、そういう方が糖質制限を行うことでダイエットを行うのはあまりお勧めできません。
人間が糖質を摂取することで得られる恩恵は大きく3つに分類することができます。
一つ目は「一定の血糖値の維持」、血糖値を維持することは生命活動において必須であり、低血糖状態が続くと集中力低下、やる気が起きない、という結果に繋がります。
二つ目は「肝臓の中にグリコーゲンを蓄える」、食べた糖質は肝臓の中に蓄えられたのち、全身に向けたエネルギー供給という形で行われますので、肝臓の中にグリーコーゲンが何%くらい存在しているのかを意識することは、ダイエットにおいて大切な要素ともなります。
三つ目は「筋肉の中にグリコーゲンを蓄える」、歩く、階段の上り下り、運動など、日常生活は常に活動が伴うと共に筋肉の伸び縮みを行う材料としても糖質は必要となります。
糖質の中でもでんぷん質が含まれている「グルコース」が大切となりますので、決して精製糖や果糖からの糖質補充を主体にお勧めしている訳ではありませんので、ご注意ください。グルコースは解糖系でエネルギーとして活躍されるので糖質の中でも最も重要な栄養素であり、生体にとって非常に大切な存在でもあります。
質的栄養不足によっての慢性疲労をお持ちの方以外に、糖質ダイエットをしない方が良いのは成長期のお子さんも該当する、ということを覚えて起きましょう。
ダイエットを行う際は感覚ではなく、科学的根拠のもとで行うことがお勧めです!