高血圧のメカニズム一例
こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
ダイエットをするきっかけとして、健康診断で高血圧にチェックが入り、運動と体重減を課せられた方が多いという印象です。仕事が忙しく、食事もコンビニ食が多いということで「塩分」が高血圧にとても影響を及ぼすのではないか、と心配される方も多いかと思います。
日本人は欧米人と比較して4割増しで「食塩感受性高血圧」だという見解もありますし、「いやいや、日本人の高血圧の多くの原因は塩分に左右されない」という見解もあります。ここでは言及しませんが、大切なのはやはり「バランス」だと思います。
さて、高血圧の分類には大きく3つに分類する事ができます。
一つ目が「本態性高血圧症」です。こちらは原因不明、もしくは遺伝的な要素が大きいですが、実際には「栄養のバランス低下」「栄養の偏り」によるものを見直す必要があります。こちらで示している「栄養」というのは「マグネシウム」のことであり、このマグネシウムが細胞内で不足することが原因で高血圧の状態が続いてしまいます。
マグネシウムとカルシウムは表裏一体の関係性を持っています。カルシウムが細胞(平滑筋)に入ることで血管は収縮して、血圧は上がるようになっています。血圧が上がるということはホースに例えるなら、水が出ているホースがずっと出っ放しの状態になります。これを防ぐ、つまり血圧を下げるためにはカルシウムを細胞内から排出させる事が必要になります。その排出の役割に担っているのが「マグネシウム」というわけです。カルシウムとマグネシウムのバランスに関しては、普通に規則正しい食事をしていれば不足をすることはありませんが、例えば「果物だけ」「丼ものだけ」「ラーメンだけ」など、糖質がタンパク質や食物繊維と比較して過剰に多いと感じる方はサプリメントを上手に活用することもお勧めです。
二つ目は「二次性高血圧」です。こちらは何かしらの疾患を持たれている方がなりやすいものであります。
三つ目が先ほど述べた「食塩感受性高血圧」となります。
どちらにしても高血圧の予防・改善に対しての方法は、世に多くの情報が存在しますので「運動」「栄養」「休養」のバランスを大切にする事が身体にとっても大切なのではないでしょうか。