ダイエットと糖質
こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。
パーソナルトレーナーとはマンツーマンで「肥満」「ダイエット」「肩こり」「腰痛」などのお悩みを運動、食事、生活習慣などから改善できるようにサポートをする仕事です。
この仕事を17年以上行っております。
お正月太りでお悩みの方も多いかと思います。
実際にクライアントさんで帰省して、数キロ増えてトレーニングに戻ってきた、という方もいらっしゃいます。
伝統的なお正月料理、家族親戚一同との楽しいお酒でついつい過食になりがちなのも、お正月ならでは、だと思います。
これを我慢する、というのも人生味気ない、感じがしますので、食べたものは1年を元気に生きる肥やしだと思えば、かなり前向きに捉えられるのではないでしょうか。
さて、ダイエットをする上で様々なポイントがあります。
そのうちの一つを今日はご紹介します。
それは「適度な低糖質を維持する」という事です。
人が元気に日常生活をすごすためには、ある程度の「糖」が必要となります。
これがないと、つまり低血糖になりますと、
「頭がぼーっとする」
「やる気が出ない」
などの症状が出てしまいます。
これらを避けるためには、糖の貯蔵庫である「肝臓」の中に糖を蓄えておく必要があります。
いつでもすぐにエネルギーとして使えるのが「血糖」です。
この血糖は1時間に約5g消費されていきます。
血糖のタンクが少なってくると、肝臓に貯蔵されている糖を配給させる必要があります。
その為、肝臓からはみ出ないように糖を取り込んでおく必要があります。ダイエットでの毎食の糖質の摂取目安は「拳1個分」、短期間で結果を出したい場合は「拳半個分」を摂取します。
カロリーにすると80~120カロリー
量に換算すると、20~30g
となります。
筋肉内にも糖が貯蔵されています。
しかし、血糖維持の為ではなく、普段は筋肉の伸び縮みの為に、筋肉内の糖は使われます。
但し、肝臓の中の糖が飢餓状態になりますと、筋肉を分解させて糖を作り出しますので、結果的に筋肉が萎むことになり、消費エネルギーを下げることになってしまいます。
ダイエット中は最も避けたい現象です。
体重増減に一喜一憂する方は、極力食べない、という行動に走りがちになり、上記のような現象になることが多々あります。
脂肪にも生きていく為のエネルギーが中性脂肪という形で貯蔵されています。
脂肪が分解されることで「グリセリン」という物質に変換されて、血糖になります。
残りの脂肪は遊離脂肪酸として、肝臓内のミトコンドリア内で「ケトン体」に変化されていきます。
このように体内のメカニズムを理解して、楽しくダイエットに励んでいきましょう。
本日は以上です。