低糖質ダイエットと脂肪肝のリスク
横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。
このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
昨日は低糖質ダイエットを長期間行うことによって脂肪肝になりやすくなるとお伝えしました。
脂肪肝には「NAFLD」「NASH」というものがあります。
特にNAFLDは精製糖などの糖質の過剰摂取、低栄養・低糖質になります。
糖質の過剰摂取は想像つくと思うのですが、低栄養・低糖質はイメージしづらいと思います。
低栄養・低糖質の習慣化は血糖維持の為に、カテコールアミンが大量に分泌されていきます。
この時、中性脂肪が分解されて、遊離脂肪酸に分解されます。
遊離脂肪酸が肝臓へいき、ケトン体に変化されたり、筋肉の栄養として働く時は良いのですが、遊離脂肪酸が過剰になることで肝臓内に蓄積されてしまいます。
低栄養・低タンパクになると肝臓内に入ってきた遊離脂肪酸を中性脂肪として送り出す事ができなくなります。
そうすると、肝臓内に脂肪が蓄えられることで、脂肪肝になります。
正常な状態であれば、中性脂肪は適度に分解されて、血糖を維持して、低タンパク状態ではなく、LDLコレステロールとして、肝臓以外、血中に送り出す事ができます。
しかし、低栄養、低糖質、低タンパク状態が長期続くことで、脂肪酸が肝臓で処理できる範囲が超えることで脂肪肝に発展していきます。
この点を考慮せずに、安易にダイエット=低糖質ダイエットと勧める運動指導者や運動施設は考えものかもしれません。
ダイエットに挑む際はぜひ、科学的根拠の基に実施されるのがお勧めです。
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