ダイエットは体重を減らすことではない?!
横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。
このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
ダイエットは体重を減らすことに目がいきがちですが、体脂肪の減少が本来のダイエットの目的ですので、脂肪細胞をどれだけ減らせられるか着目をすることがお勧めです。
昨日お伝えしたように、脂肪細胞は「核」「細胞膜」「細胞質基質」「ミトコンドリア」「ゴルジ体」「脂肪滴」で構成されています。
特に、「脂肪滴」が肥大していくと、脂肪細胞そのものが大きくなりますので、総体的に見ると体脂肪が増加していく傾向にあります。
日常から高脂肪、高糖質な食事をすることで、毛細血管壁にあるリポタンパクリパーゼという酵素が、LDLやカイロミクロンにに働くことで、中性脂肪が脂肪酸とグリセロールに分解されていくなどの過程を経て、脂肪細胞が肥大化していきます。
肥大化することで、脂肪細胞は体内で様々なわるい働きをしてしまいます。
肥満になることで、細胞細胞は体内の炎症を誘発させる「M1マクロファージ」が多くなることによって、炎症物質である「TNF-α」「IL-6」を発生させます。
これが日ごろからいつも起きているので、体の中はいつも火事になっているような状態である「慢性炎症」となります。
慢性炎症は脳機能、腸内環境にも悪影響を及ぼし、常に副腎からコルチゾールやカテコールアミンが分泌されて、高血糖状態が続くことで、体脂肪はますます落ちない状態が続いてしまいます。
特に手足は細いけど、お腹だけが脂肪を蓄えられている、という場合は慢性炎症がかなり進行しており、高血糖に加えて遊離脂肪酸が増加してしまっている状態です。
まとめに入ります。
ダイエットの目的を体重減少に目がいきがちになりますと、食事の内容が「質的な栄養不足」になりがちとなりますので、本当に無くさなくてはいけない「慢性炎症」のしゅうそくを促す事ができません。つまり、ダイエットをするとは「慢性炎症」をいかになくしていくことか、ということになりますので、この着眼点を持つことで、ダイエットの取り組み方も自ずと変わってきます。
ぜひ、参考になさってみてください。
本日は以上です。
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