階段下ると膝が痛むのはなぜ?②
こんばんわ!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
今日もお蔭様で朝8時から予定満載な1日でした。
これから20時〜22時までセッションを終えて、明日は朝から東京で勉強会があるので、事前の予習をする時間を確保するために早めの時間帯に更新です。
さて、昨日の続きです。
階段の下りやしゃがみ込みで膝のお皿の下が痛くなるのは、膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)という場所が硬くなっている可能性がありますよ〜というお話をさせていただきました。
この膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)というのはお皿の下にくっついている膝蓋靱帯(しつがいじんたい)の奥にあります。
脂肪体はソファにの中に入っているクッションと同じような役割があり、これが線維化してしまうと、本来周りの組織と協力しあって膝の曲げ伸ばしに励んできたはずなのに、いつの間にか頑固一徹になってしまいます。まさに頑固一徹という感じです。
硬くなってしまった膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)は、お皿の動きや膝蓋靱帯(しつがいじんたい)の動きに対応できなくなり、痛みが出てしまいます。
具体的には健康な膝は曲げた時、膝蓋靱帯(しつがいじんたい)はピンと伸ばせます。
膝蓋靱帯(しつがいじんたい)の奥にある膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)は奥の方に引っ込むのが硬くなることで、出たままになります。これが圧迫ストレスになって痛みを発してしまいます。
膝を伸ばした時も膝蓋靱帯(しつがいじんたい)はお皿の方向に引っ張られて緊張します。
ただし、膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)がしっかり前に移動することが条件となります。
これにより膝蓋靱帯(しつがいじんたい)は良い感じの緊張感が出ます。
しかし、線維化して硬くなってしまった膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)は動きがないので、膝蓋靱帯(しつがいじんたい)の緊張を生み出すことができないので、結果的に膝を伸ばす痛いという症状につながってしまいます。
私のパーソナルトレーニングではこのような問題解決を行っています。
ただ、ひざ痛に対して闇雲に筋力をつけることが正しい道とは限りません。
本日は以上です。
貴重なお時間を誠にありがとうございました。
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