もも前筋力強化=全てのひざ痛改善に適応できない③
こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。
朝から吉田松陰の本を読んで、日本人の気質について考えておりました。猛スピードで時代の変化が起きていますが、人間として大切な原理原則はそう変わらないのではないかと思います。そう言いながらも、私自身も日々人さまに迷惑をかけてしまったりして反省しつつも、また同じ失敗を繰り返してしまいます。それでも粘り強く努力をして「一日一生」の精神で生きていきたいです。
さて、昨日の続きです。
ももの前の筋肉が低下すると半月板を前側に動かすことが出来なくなり、結果的にひざの内側が痛くなります。
では、なぜひざの前側の筋肉である大腿四頭筋が筋力低下をするとひざの内側の痛みに繋がるのかを具体的に見ていきましょう。
まず想像して欲しいのですが、大腿四頭筋という筋肉は腿前全体を覆って、ひざのお皿の下までついています。
そのため、ひざの関節を伸ばすと筋肉の両端が中央に向かうので、ひざのお皿も上の方向(お腹側)に向かって動きます。
ひざのお皿が上の方向に向かうに連なって、膝蓋靭帯というお皿の下についている靭帯やこの靭帯の下にある膝蓋下脂肪体や半月膝蓋靭帯も動くことで、半月板を前に引っ張ってくれています。
もし、大腿四頭筋が筋力低下していたらそれらのパーツも働かなくなるので当然、半月板も動かないです。
本来はひざの関節が伸びると半月板は前に移動することで円滑な関節運動起きるのが、ももの骨とスネの骨に挟み込まれてしまい、痛くなるという公式が出来上がってしまいます。
その為、こういうケースでひざの内側に痛みがある場合もも前の筋肉を鍛えてひざ痛改善の効果は出ると思います。
本日は以上です。