もも横の靭帯

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

昨日は節分、今日は立春ということで暦では春ということで、暖かい1日でした。今年は「独学」を最重要課題としているので、自分のペースで学べることで時間の流れの感じ方が随分と変わり、気持ちに相当余裕が出るようになったのでこの調子でゆっくりと地に足をつけて人生を楽しみたいと思います。

さて、連日の主役となっている大腿二頭筋ですが、昨日はつま先が外に向くような格好(足首に問題があってこうなる場合もあるので、ここではヒザから下のすねの骨に関わる原因のことを述べます)になってしまうのかを書かせて頂きましたが、復習の含めてもう一度おさらいをしてみます。

2つの理由が考えられますが、一つ目は下腿を外旋させる大腿二頭筋と腓腹筋外側頭の短縮ということでした。逆に半腱様筋・半膜様筋と腓腹筋内側頭といった下腿を内旋させる筋肉たちが収縮不全による筋力低下になると下腿を内旋させる能力が失われますので、内旋させる筋肉群にも着目が必要となります。マシントレーニングでレッグカールを行うときにつま先が常に外に開いていたり、スクワット、レッグプレスでもつま先を外側に向けることが習慣化される上記2つの筋肉の発達が起きるので、普段からつま先の向きを意識することをお勧めします。

二つ目の理由は太ももの外側に長く付いている腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)という部分が働きすぎている時です。腸頸靭帯は股関節を横に動かす外転という動作の時に働く筋肉である中殿筋(ちゅうでんきん)や大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)と繋がっているのも特徴的です。この腸頸靭帯は下腿外旋を過剰に行わせないためにも、注目が必要な部位となりますので、続きは明日書きます。

本日は以上です。