転倒予防に必要な3つの機能

こんばんは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

歩行に関しての記事となります。

「転倒予防」に関して解決方法は「筋トレ」のみと考えている方も多いと思いますが、「筋トレ」は全体の一要素にしかすぎず、実際にはこれに加えて「視覚」「前庭」「感覚器」の機能向上が必要となります。

「視覚」は歩いている周りの環境を脳に伝える役割があり、「前庭」に関しては「自分の頭の位置」「どのような速度で歩いているのか」「身体と周りの関係性を把握する」などの役割を担っていて、「感覚器」に関しては「どのような姿勢で歩いているのか」「どのような地面の環境を歩いているのか」ということを認知しています。

このように歩行をする上で、筋力以外の機能が発揮しておりますので、転倒予防に対して「筋力向上」だけで、予防するのは無理があると私は10数年の現場指導の経験からも無理がると感じております。

スマホに普及により「視覚」「前庭」「感覚器」の機能低下の加速は進みやすくなりますので、5年後、10年後を見据えて、今から鍛えていく事がお勧めです。