得意な運動の種類によって強化する部分が違ってくる
学生時代よく無茶な練習をしていた方も多いかと思います。
僕が在学していた高校の野球部も専用グランドまで走り、そこからまた走り、ナイキのエアーマックスのエアーが3ヶ月で破裂するということは日常茶飯事でありました。野球部のみならず、ゴルフ部、サッカー部、吹奏楽部までも相当な走り込みを行い、体力はつくものの身体に相当な負担をかけていました。
そこから25年経過している現代でも、無茶な方法で運動を行う風習は日本全体でまだまだ残っているという印象があります。特に小・中学生は成長期の段階ということもあり、成人とは違い、骨の状態がまだまだ未熟なので、この時期に無茶をすると競技者として相当苦労します。
そこでおすすめなのが「科学的」に運動を行うということです。
以前、少年野球の見学に行った際、大人が子供に対して罵声を浴びせるという場面に出くわしたのですが、子供は当然萎縮しながら練習を行い、のびのびとスポーツをしている、という印象は全くなかったです。
どのくらい子供の脳にとってダメージを与えているのか?ということを大人が把握する必要があり、指導者は相当な責任感を持ち子供に関わる必要があると感じております。
脳は電気信号によって細胞を興奮させて様々な情報をキャッチしたり、伝達をしたりと繰り返して行きます。
大別をすると、
- 感覚ニューロン
- 運動ニューロン
というものがあります。
感覚ニューロンは音楽を聴いたり、洋服を試着した時に感じる感覚を脳内で「快・不快」を識別しています。
運動ニューロンは脳でイメージしたボールを脊髄から筋肉へ伝達していく能力です。
「運動神経の良し悪し」と一般的に言いますが、これも厳密には神経ニューロンの伝達の仕方がどのように得意、不得意かを見抜いていくことが必要となります。
具体的な種類として、
- TTA=Time To Activation→野球に例えるとボールを瞬時にキャッチできるかという反応や球種を素早く見極めて身体を対応する能力
- TTF=Time To Fatigue→ブルペンで何回も投球を行って最後まで正確に持続してボールを投げられることができるかどうか、という能力
- FOF=Frequency of Firing(FOF)→決まった時間内で筋力が持続できるかを見て行きますが、分かりやすい例としてベンチプレスを1分以内に何回できるをタイムで計測することでこの能力が明確になります。
普段のスポーツなどに役立つ記事であれば幸いです。
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