インソールの必要性について
こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。
運動習慣を身に付けたいけど、ご自身に合う運動方法が分からず、ただ長距離の歩行だけでは続けていたNさんがパーソナルトレーニングのお申し込みを頂いたのですが、早いもので週1回で13週が経過したところで、ご自宅での運動習慣も身につきましたので、ご自身でプログラミングと栄養の管理を行う練習として、昨日のセッションを終えた時点で月1回のセッションに切り替わりました。「リバウンドしないように頑張ります!」とやる気を出していたので、1ヶ月後にお会いするのが楽しみです。
さて、今回のテーマは「インソール」と全身の関係性になります。
横浜筋トレスタジオを、ご利用されている皆さまは「関節の問題予防・改善」「肥満症」「部分痩せ」をご希望されることが多く、いらっしゃいます。
その中でも大なり小なり「関節」に関するお悩みは多く、それを運動で解決したいというご要望に対して、私も日々懸命に学びを怠らず精進しているつもりです。しかし、運動で解決できる限界というものも現実的なことを考慮して、存在します。
具体的には眼や首から足首までの範囲は運動で改善することは可能です。
それ以外の日常生活の「歯や顎関節の問題」「足の変形」に関することは、運動指導者以外の専門家の先生の助けが必要となります。違う表現の仕方をしますと、首から足首の状態が良くてもそれ以外の部分が整っていないと、本当の意味での問題解決には至りません。逆も然りです。
そこで、当スタジオご利用頂いている皆さまには「インソール作成」をトータルボディーメイク代表の唐沢先生にお願いしております。
数ヶ月に一度、唐沢先生にお越し頂いて作成して頂くこともありますし、代々木にある店舗をご紹介させて頂くこともあります。もちろん私も作成していただき、毎日仕事でも運動でもプライベートでも唐沢先生が作成したインソールを履いております。
クライアントの皆さまもインソールを履くことでトレーニングとの相乗効果を感じて頂いおります。
足は唯一地面に接地している、土台の部分になります。
ここが歪んでいたり、不安定な状態ですと、上半身に向かって全身が連鎖するのは容易に想像がつくかと思います。
実際に内股、がに股になっている方は長い間足のつき方によっての結果となっている場合が多く、関節が変形していない状態であれば、インソールを作成して履くことで、修正することは十分に可能となります。
よく「足腰を鍛えるために一日1万歩を目標にしている」とお伺いすることがあるのですが、これは歩行のメカニズムがきちんとして、どこの関節にも負担をかけずに歩行ができているかが、関節の健康を左右しますので、着目するべき点であります。
例えば、外反母趾傾向がある方がインソール処方を何もしていない状況で長距離歩行を行なった場合、重心は常に親指側にかかり、それに伴い膝、股関節は内股傾向に連鎖されて行きます。この状態で長距離歩行をすることで、膝関節や股関節は、少しずつ削れていく「微小損傷」というものが発生して、長い年月をかけて身体に負担をかけることになります。
これらの負の連鎖をいち早く止める為に、最近は小学生にもインソール作りのお勧めをさせて頂きました。関節が変形してからインソールも効果はありますが、本来人体が持つ足部からの上肢に向けての運動連鎖を考慮すると、出来るだけ関節が健康のうちにご自身の足の形に合ったインソールを作成して、身体の良い状況を作っていきましょう。