トレーニングも包括的に鍛える事がお勧め
こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。
今日は午前仕事したのち、午後は自転車で根岸森林公園に行きましたが、お花見されている方も多く賑わっておりました。日差しが暑く、マスクが暑く感じる季節になってきたな〜という印象でした。
プロ野球も今日から開幕ということもあり、何かと気合いが入るこれからの時期ですので、心身ともに良いコンディションを作っていきましょう。
さて、今日は消化器について一緒に学んでいきたいと思います。なぜ、運動指導者「消化器」と思われる方も多いかと思いますが、以前はパーソナルトレーナーやフィットネスクラブやジムなどの運動施設で提供しているサービスは「筋肉」と「骨・関節」についてのアプローチが出来ればそれで良かった風潮がありました。現に、今もそのようなサービス提供をしているところは沢山存在しています。
言い方を変えると「肩こりが辛いです」という症状に対して、サービスを提供する側は全て「筋肉」と「骨・関節」に問題や原因があると考え、そこに無理矢理当てはめて「筋力不足だから筋肉を鍛えましょう」「関節が硬いからストレッチしましょう」と伝え、アプローチしてきました。私も例外ではなく、そのような考えでパーソナルトレーニングのサービス提供を行ってきました。
しかし、実際にはそれだけでは解決出来ない問題も多数存在しており、「筋肉や関節」以外に、「呼吸器」「消化器」「循環器」「脳神経」や「代謝」など全身の機能を見据えた運動指導とそれに伴う知識が必要となってきております。先ほどの肩こりの症状に対しても、姿勢や筋肉の硬さだけでなく、私生活の過ごし方や食習慣などをお聞きして、肩こりの本当の原因はどこにあるのか?ということをトータル的に考え、改善していくのが、今後必要とされている運動指導者の役割であると、考えております。
ということで、口から肛門までの全長が9mもある消化管についてです。
消化管というと食道や胃腸などにフォーカスされがちですが、それらを良い状態に保つ原点となる場所は「しっかり噛める」ための「歯」や「顎関節」となりますので、ここでもやはり全身の機能を総括的に見ていくことが求められてきます。
少し、腹部の臓器を探検するつもりで、消化に関わる臓器を見ていきましょう。横隔膜を食道が貫き、胃の入り口である噴門とつながり、胃の上部には肝臓が存在して、胃の後ろ側には脾臓があります。肝臓の後ろには胆嚢があり、胃の出口である幽門からは、小腸の最初の部分に該当する十二指腸にたどり着きます。十二指腸は横行結腸の後面に隠れているので、お腹側からは見ることが出来ません。十二指腸から空腸に繋がり、空腸から回腸、回腸から大腸の各部位へと繋がっていきます。
いわゆる腸内環境を良くしていく為にも、これらの臓器も食習慣やストレスマネージメントで健康的で長く付き合う為に、大切にしていきましょう。