お水と体の関係性
おはようございます!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。
昨日はトレーニングの一環として本牧界隈を1時間歩き、ところどころ満開になっている桜を見ることが出来て、クライアントさまも「楽しい」と喜んでいただき、とても良い時間となりました。
さて、時々トレーニング中に「水はなぜ飲んだ方が良いのですか?」とご質問を頂くことがございます。その理由として、体重による個体差もあるのですが、シンプルに私たちの体は全体重の50〜80%が水で占めているからです。生まれたばかりの赤ちゃんや乳児の全身が、柔らかくふわふわしているのも成人よりも大きな割合で約77%も水が含まれているからです。ただし、乳幼児は身体の大きさの割合に対して、水分量の値が大きいため、下痢や嘔吐、脱水などが生じやすくなります。これは身長が低い高齢者にも該当しますので、その特徴を捉えて、適切な量の水分補給も大切となります。
人の体の中には60〜100兆個の細胞が存在しており、脳神経や心臓、消化管、腎臓、脂肪、骨、筋肉などが全てまとまり、人体という一つの個体を作っています。ものすごい、ミクロ的に細かく見ていくことで、細胞レベルに達するわけですが、この細胞が生存していくためには「水」は欠かすことのできないものとなります。細胞の中に水(体液)が含まれていることで、身体の電解質と浸透圧、pHの恒常性を保つことが出来ています。この身体の内部環境を行う大切な臓器が「腎臓」であります。腎臓が体内の水分(体液)を調整してくれることで、水を大量に摂取すれば水を体外に排出して、水が不足していれば、尿を濃縮して、身体に還元する働きを生み出しています。砂漠で生活している動物が水を飲まなくても長い距離移動ができるのは、この腎臓の尿を濃縮して身体に還元できる能力が高いからだと、考えられています。
腎臓は脳、心臓、肝臓、副腎皮質、大腸や小腸などの消化管とも密接な関係性があり、腎臓の主な働きについてはまたの機会にご紹介したいと思います。あいにくの天気ですが、室内などで素晴らしい日曜日をお過ごしください。
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