血液の働き
横浜筋トレスタジオの宮原崇です。
血圧が高い方は降圧剤や血液をサラサラにするお薬を飲んでいると思いますが、これに加えて、適度な運動とバランスの良い食事、休養を考慮しながら、日常生活を送ることも大切です。例えば、毎日晩酌をして、運動もしないような生活をしていくことで、若いうちは良いかもしれないですが、年齢を重ねた時の代償は大きくなることは容易に想像がつくかと思います。大切なのはバランスであり、偏りが起きることで、何事も弊害が起きやすいのは森羅万象の法則です。
血液の主な働きは、栄養素や老廃物や酸素をなどの物質を運搬する、体温やpH、浸透圧の内部環境の調節、免疫応答や感染防御機構などの生体防御機能、ホルモンによる情報の流通などがあります。
血液の成分は血球と血漿から構成されていて、血漿は全血液容量の約55%が液体成分で、その中の90%は水で出来ています。血漿は血漿蛋白質というものが肝細胞で合成されて「浸透圧の維持」「脂質とホルモンの運搬」「生体防御」「止血」「栄養素の運搬」などの大切な役割を担っています。
血漿の構成要素は「水:91%」「電解質:1%」「蛋白質:7%」「その他の有機物:1%」となっており、その他の有機物とは、グルコース、アミノ酸、脂質、ビタミンなどの栄養素、尿素や尿酸、クレアチニンなどの老廃物によるものとなります。よく成人の身体は水分量が60%以上で胎児は90%以上になると言われていますが、血漿に関してもほとんどが水となりますので、水の役割は人間にとっても地球にとっても偉大であることは間違いないです。
本日は以上となります。