ガニ股は筋トレでは効果が出ない理由

横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。

このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

「肩が内巻きになるから肩甲骨を寄せて背中の筋肉を鍛える」「ガニ股になっているから内腿の筋肉を強化する」

コレらがあまり効果がない理由をお伝えします。

結論からお伝えしますと、上記の姿勢は脳の機能低下によるものが多いので、脳機能を向上させる運動療法を行わない限り、いくら筋力向上をさせても、あまり効果が出ない事が多々あります。

よく「右脳と左脳」と聞くと思います。

これは「左前頭葉」「右前頭葉」のことであり、左前頭葉は運動皮質を介して右半身の随意的運動を行い、右前頭葉は運動皮質を介して左半身の随意的運動を行っています。

ここまではなんとなくイメージをお持ちだったり、見聞きした事がある方も多いかと思います。

冒頭でお伝えした「肩内巻き、ガニ股」の姿勢に関与するのは、左右の前頭葉から同じ側の脳幹を通じて姿勢のコントロールが行っています。

例えば、右の肩が内巻きで、ガニ股になっている場合は右側の僑や延髄が含まれている「脳幹」の機能不全、すなわち問題がある半身の前頭葉が機能不全になっている可能性があります。

コレは「僑・延髄網様体形成」と日本語で言われていて、英語ではPMRF:Pontomedullary reticular formationと呼ばれています。

主な役割としては、同側の自律神経のコントロール、同側の痛みのコントロール、先ほどお伝えした肩の内巻き、ガニ股のコントロール、同側の小脳と協力して同側の筋肉の緊張状態のコントロール、歩いている時の手の振り・地面接地時の衝撃吸収に関与していますので、PMRFの機能を高めることは多くの方に必要な要素だと思います。

この機能を知らずに長い期間、筋肉を向上してもあまり効果が出ないのはお分かりいただけるのではないでしょうか。

本日は以上となります。

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