女性が鉄をとっていても吸収されない理由とは
横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。
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肝臓はペプシジンというホルモンを分泌します。
ペプシジンは鉄の吸収を抑制する役割があります。
ペプシジンが分泌されるきっかけは、やはり「慢性炎症」によるものです。
慢性炎症になることで、肝臓からペプシジンが分泌されて、鉄の吸収が阻害されてしまうのです。
先日の記事と併せてご覧になっていただきたいのですが、このように鉄の生成、吸収、代謝が存在しています。
鉄欠乏・貧血の症状になると量を増やそうとするのが、一般的な手法であります。
もちろん、この考え方も大切です。
しかし、それよりも大切なのが、体の中のメカニズムを理解して、対処していくことであります。
女性の悩みの一つとして「鉄を摂取していても貧血、鉄不足が改善されない」というものがあります。
これは鉄という栄養素をきちんと消化・吸収できないことに原因が隠れています。
全体を通して、たんぱく質の摂取量の低下により、胃酸分泌の減少により、鉄をイオン化できず、吸収できなくなります。
この状態でいくら鉄を採り続けても吸収されることはありません。
この他に、過度な肥満、腸内環境、上咽頭炎などによる慢性炎症が発生することによる慢性炎症も鉄吸収の阻害になります。
重複となりますが、慢性炎症により肝臓からペプシジンが分泌されます。
これにより、十二指腸からの吸収阻害されることもいます。
このように鉄の量でを増やして、貧血や鉄欠乏を改善する前に、体の中を健康にしていくことを優先にしていく事がおすすめです。
本日は以上となります。
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