鉄が欠乏する事で鉄の吸収が上昇する
横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に10代から90代の皆さんをサポートさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。
このブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
昨日のブログをご覧いただいた方の中には
「鉄の吸収促進の要因の一つが鉄欠乏?」
と思われ方もいるかと思います。
その理由として
鉄欠乏が起きると
非ヘム鉄の吸収が上がります。
メカニズムとしては
鉄欠乏になる事で
鉄代謝に関与するタンパク質の発現に変化が生じてきます。
鉄欠乏になる事で
HIF-2αというタンパク質の数が増えてきます。
HIF-2αの役割は
DcytB、DMT-1、FPN(フェロポーチン)などの
タンパク質が鉄欠乏を察知して
非ヘム鉄からヘム鉄から代謝させる為に
これらのタンパク質を増やして
鉄を沢山送り出すメカニズムが発生します。
日常から
ビタミンC
クエン酸
リンゴ酸
などを摂取していれば
補酵素として働き
DcytBの働きが向上します。
非ヘム鉄からヘム鉄へ
変える力が増してきます。
非ヘム鉄の入り口であるDMR-1を
通った後に
フェロキシダーゼの働きで
非ヘム鉄とフェリチンになり
貯蔵されていきます。
最終的に
十二指腸にある
フェロポーチンというタンパク質の量が
増えていれば
トランスフェリン(血清鉄)
に移行して
全身に運べれていく
という流れが作れます。
これらのことを踏まえて
非ヘム鉄に加えて
ビタミンC
クエン酸
リンゴ酸
の摂取を組み合わせる事で
鉄の吸収の吸収率が向上していきます。
また、鉄欠乏=酸欠
ということになりますので
活力で大切な
ミトコンドリアでATP生成
胃酸が不足している状態です。
この状態で
ヘム鉄が多く含まれている
肉類を食べると消化・吸収が出来ない状態
ですので
消化しやすい
非ヘム鉄が含まれている
植物性たんぱく質
葉物系野菜
を摂取するのがお勧めです。
本日は以上となります。